カスタム辞書の追加 仕様
リクエストのparams/context以下にdict[0-99]を含めることでAPIにカスタム辞書を追加し、カスタムルールにその辞書を利用することができます。
使い方はカスタムルールを追加してAPIのレスポンスを変えるも参考にしてください。
仕様に登場する用語
用語 | 説明 |
---|---|
発話 | APIに入力として与えるテキスト。例 : 今日の天気 |
発話パターン | APIの応答をカスタマイズしたい発話のパターン。正規表現に近い記法が可能。詳細はカスタムルールの追加に記載 |
システム辞書 | APIで予め用意されている辞書。詳細はシステム辞書に記載 |
ルール | APIへのリクエストに与える、応答ドメインと入力テキストパターンのペア |
仕様
共通
dict0, dict1, ..., dict99までの、最大100個の辞書を追加可能。
- 「dict0=<辞書名>,<単語リスト> 」のようにリクエストに含めることで、下記が可能になる
- システム辞書に単語を追加する
- カスタムルールの発話パターンに、定義した辞書を利用する
- 辞書は0から順に与えなくてはならない
- dict0, dict2, dict3のように順番がとんだ場合、とんだ数字以降の辞書は無視される (この例だとdict2とdict3)
- 0未満、100以上の数字のルールは無視される
- dict0, ..., dictNに同じ辞書名が存在しても良い。その場合、一つの辞書に統合される
- 例 「dict0=$RAIN_ITEM,長靴」かつ「dict1=$RAIN_ITEM,傘,折り畳み傘」とした場合は、「dict0=$RAIN_ITEM,長靴,傘,折り畳み傘」とした場合と同じとなる
- 辞書名と単語リストは合計で1024byte未満でなければいけない
例えば、「dict0=$RAIN_ITEM,長靴,合羽,傘,折り畳み傘」は$RAIN_ITEMという辞書名で、「長靴、合羽、傘、折り畳み傘」のいずれかにマッチする辞書を追加することができる
辞書名の仕様
- '$'で始めなければならない
- '$'の後に続く文字列は、英大文字か'_' (アンダースコア) でなければならない
- $SYS.<辞書名>の形式で、システム辞書に単語を追加することができる
単語リストの仕様
- 単語は',' (カンマ) 区切りで記載する