テスト環境に関連するヘルプ

目次

テスト環境(sandbox)について

Yahoo!ショッピングのシステムとは切り離された環境です。

テスト環境(「sandbox」とも言う)へ商品を登録しても、実際のYahoo!ショッピングに商品が掲載されることはありません。
テスト環境で利用できるAPIは、こちらの「ストア運営をサポートするAPI」になります。

Yahoo!ショッピングAPIマニュアル(pdf)」の「本番環境とテスト環境」ページもご確認ください。

テスト環境用「ストアクリエイタPro」「API」を利用するには

テスト環境の利用申請が必要です。「ショッピングAPIを利用するには - テスト環境を利用したい」をご確認ください。

テスト環境のツールについて

申請が通ると「ストアクリエイタPro」と「ストアエディタ」2つのツールを利用できます。

  • ストアクリエイタPro:
    注文情報の管理や、ストア設定などのストア運営に必要な作業を行うためのツールです。
  • ストアエディタ:
    商品管理、在庫管理など"出品"に関する設定を行うためのツールです。
    このツールは法人の出店者様が利用できるツールとなります。

※各ツールのURL等の詳細情報は設定完了後に送られるメールをご確認ください。

テスト注文の方法

「ストアエディタ」の「表示中のページが公開された場合のURL」にアクセスして注文を行ってください。

「表示中のページが公開された場合のURL」とは

「ストアクリエイタPro」>「商品・画像・在庫」>「ページ編集」> 「サイトマップ」にて特定商品を選択した際に、ページ右カラムの上部に表示されるURL

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従業員の追加について

テスト環境では従業員の追加ができません。申込者の方のみご利用可能です。

証明書の利用について

テスト環境では、クライアント証明書を利用することはできません。

公開鍵の利用について

テスト環境でも、公開鍵認証は利用可能です。

「本番環境」と「テスト環境」の違い

テスト環境のみ、利用できない機能がいくつかあります。
下記の機能比較表をご確認ください。

機能名本番環境テスト環境(sandbox)







ツール・機能
ストア
アカウント
本番用のストアアカウント snbx-[10バイト前後の乱数文字列]
ツール
ログインID
ビジネスIDに紐づくYahoo!Japan ID(以下、YID) テスト環境申請時のYID
ツールURL https://pro.store.yahoo.co.jp/pro.[ストアアカウント] https://test.pro.store.yahoo.co.jp/pro.[テスト環境ストアアカウント]
注文管理
商品・画像・在庫等
ストア構築
クーポン
ストアニュースレター
トリプル
広告
統計
評価・レビュー
利用明細
設定
権限管理
申し込み情報
FTPアップロード
問い合わせ管理 ✓(補足
領収書発行機能
店頭受取
注文・決済テスト注文
クレジットカード決済
PayPay残高払い
PayPay(クレジット)※旧あと払い
ゆっくり払い
キャリア決済
コンビニ払い
ペイジー
銀行振込
商品代引
ヤフーショッピング商品券
ポイント利用
ポイント付与
いたずら注文

補足)テスト環境「問い合わせ管理」について

  • 問い合わせ管理を利用開始するには、事前にストアクリエイターProの「設定 > アラート・通知設定」で通知種別に「お問い合わせ通知」が設定されたメールアドレスの登録が必要です。
  • テスト環境では機能の制約上、「出店者様向けの質問詳細ページ」にアクセスできません。
    • ストアクリエイタProの「問い合わせ > 通常のやり取り」にて遷移する画面でお問い合わせの一覧を表示できますが、一覧の「本文」列をクリックした遷移先の「出店者様向けの質問詳細ページ」ではエラーとなります。
    • 「出店者様向けの質問詳細ページ」から操作できる以下機能は確認できません。
      • お客様から寄せられたお問い合わせへの返信
      • お問い合わせの非公開設定
      • お問い合わせの完了
    • 問い合わせ管理に関連するAPI」はテスト環境で利用できるため、「出店者様向けの質問詳細ページ」から操作できない機能をAPIから確認することは可能です。

「注文履歴ページ」を表示する方法

テスト環境で注文したYahoo!JAPAN IDでログインした状態で
下記URLにアクセスをしてください。

 注文履歴一覧
 https://test.odhistory.shopping.yahoo.co.jp/order-history/list

「注文詳細を確認する」をクリックすると注文履歴詳細ページが表示されます。

「オーソリエラー注文の再決済機能」のテスト方法

本機能で新たに項目が追加されたAPI

オーソリエラーかつ購入者が支払い方法を変更できる注文明細を取得できるAPI

注文検索API(Orderlist)で以下検索件を使う事で、該当の注文情報を取得することができます。

- 検索条件(Condition):

キー名 最大長 項目 内容
PayMethodChangeDeadlineFrom (YYYYMMDDHH24MISS) 14byte(固定) 支払い方法変更期限(From) 支払い方法の変更期限のレンジ検索時に指定します。
PayMethodChangeDeadlineTo (YYYYMMDDHH24MISS) 14byte(固定) 支払い方法変更期限(To) 支払い方法の変更期限のレンジ検索時に指定します。
IsPayMethodChangePossible true:支払い方法変更可 5byte(最大) 支払い方法変更可能フラグ 支払い方法が変更可能か判定する際に指定します。
※「false:支払い方法変更不可」を指定した検索はできません。

テスト方法

  1. オーソリエラー注文を作成する(購入者)

    特定のクレジットカード決済、PayPayあと払いともに毎時30分~44分に注文した場合、注文してから10分後に「決済申込中」から「オーソリエラー」に自動変更されます。

    • Yahoo! JAPAN IDでログインした注文のみが再決済機能の対象となります。
    • 特定のクレジットカード決済とPayPay残高払い併用の注文も上記時間帯であれば「オーソリエラー」になります。
    • [参考]:Yahoo!ショッピングAPIマニュアル(pdf)
      • 「テスト環境でクレジットカード決済を利用する」章
      • 「テスト環境でPayPayあと払いを利用する」章
  2. 支払い方法変更可能な注文を確認する(ストア)

    オーソリエラーとなり支払い方法変更可能期間中の注文を確認します。ストアクリエイターProでも確認可能です。

    <注文検索API(Orderlist)で確認する>

    検索内容 指定する条件
    オーソリエラーかつ購入者が支払い方法変更期間中の注文を取得 SettleStatus(10: オーソリエラー)+IsPayMethodChangePossible(true: 支払い方法変更可能)+注文検索APIの検索必須条件
  3. 注文履歴詳細画面より支払い方法を変更する(購入者)

    1.で作成した注文へ支払い方法変更可能期間中に、注文履歴詳細画面から支払い方法を変更してください。(注文後に届いたご注文内容の確認メールより注文履歴詳細画面にアクセスする場合は、「odhistory.shopping.yahoo.co.jp」部分を「test.odhistory.shopping.yahoo.co.jp」に置き換えてアクセスしてください)
    ただしPayPayあと払いに変更した場合、毎時30分~44分に支払い方法変更による決済をすると再びオーソリエラーとなりますのでご注意ください。

    注文時のお支払方法 テスト環境で
    変更できるお支払方法
    クレジットカード決済
    (+PayPay残高併用)
    ・PayPay残高払い
    ・PayPayあと払い
    PayPayあと払い ・PayPay残高払い
    ・PayPayあと払い

    ※変更できるお支払い方法に「Yahoo!ウォレットに登録済のクレジットカード」も表示され
     ますが、テスト用のクレジットカードではなく、本物のクレジットカードが登録されて
     いるYahoo!ウォレットとの連携になるため、テスト環境では該当のお支払い方法は指定し
     ないでください。

  4. 支払い方法が変更された注文を確認する(ストア)

    3.で支払方法を変更した注文を確認します。ストアクリエイターProでも確認可能です。

    <注文検索API(Orderlist)で確認する>

    検索内容 指定する条件
    オーソリエラーだったが、購入者が支払い方法の変更を完了した注文を取得 SettleStatus(3: 支払完了)+PayMethodChangeDeadlineFrom および PayMethodChangeDeadlineTo(対象期間を指定)
  5. 支払い方法が変更されなかった注文を確認する(ストア)

    3.で支払い方法を変更せず、支払い変更期限を超過した注文を確認します。(注文から7日間経過後に確認してください)

    <注文検索API(Orderlist)で確認する>

    検索内容 指定する条件
    オーソリエラーだったが、購入者が支払い方法の変更をせず、支払い方法の変更期限を超過した注文を取得 SettleStatus(10: オーソリエラー)+PayMethodChangeDeadlineFrom および PayMethodChangeDeadlineTo(対象期間を指定)

    ※PayMethodChangeDeadlineが当日の注文は、支払い方法がまだ変更される可能性がある
     ため、PayMethodChangeDeadlineToには前日以前の日付を指定します。

参考情報

アプリケーションの管理

目次

利用のルール

開発のヒント